貧乏おじさんの話

パート従業員おじさんの雑記 人生大変なんです。

おっかさん ヤバイんです その6

病院を後にして、また長く辛く寂しい日々が続き4日後に連絡が来て、先生との面談をしたんです。すると内視鏡で直腸を見たら癌はなく綺麗な状態なので、金属のパイプは入れる必要はないと。癌の様に見えたのは腹水などで圧迫され、内側にかなり入り込んでいるため癌の様に見えたと。それで下痢の原因はすい臓に癌で、すい臓が機能しないと下痢を引き起こすようなんです。それと肝臓と腎臓も癌化していて腹水の中にも癌が見られるとのこと。治療は抗がん剤以外ないと言われましたが、それで治る訳でもなく体力的ににも無理ですので、このままの状態で進むことにしたんです。

 

面談が終わりおっかんに会ったんですが、前回のときに比べると別人のように元気なんです。姉貴と二人でほっとしたんです。いろいろ話して明日退院するから迎えに来るよと言って別れて、次回から緩和ケアにお世話になりますので、予約を入れて病院を後にしたんです。

 

次の日、待ちに待った退院ですがあまり元気がないんです。家に帰ってからも直ぐに寝ると言って、検査が多かったので疲れたのかな~と思ったんです。昼過ぎに一度トイレに起きたときに何か食べるかと聞いたんですけど、寝ると言ってまた寝ちゃったんです。夜になって、何か食べさせないといけないと思い起して、消化の良い物を食べさせたんです。そのときはお腹が空いていたんでしょう。そこそこ食べたんですけど。

 

それから寝る時間は長くなり、食事は3度普通に食べるんですが、何もする気がないんです。下痢が多くなったので、それが原因かと思ったんですが、熱を測ったら微熱があるんです。微熱のせいかお風呂やシャワーも浴びないので、おじさんが足を洗って血行が良くなるようにマッサージをしているんです。それでも紙おむつも替えないので、姉貴に頼んでシャワー浴びさせて、シーツやパジャマを新しいのに替えたりしているんですが、お漏らしがあるようで、直ぐ臭くなっちゃうんです。

 

おっかさんのケアに関しておじさんは、辛いとか大変と思わないんですが、病院のソーシャルワーカー訪問看護士、ケアマネージャーのやり取りが、分からない事ばかりで大変で疲れるんです。

 

つづく