貧乏おじさんの話

パート従業員おじさんの雑記 人生大変なんです。

おっかさん ヤバイんです その7

家に戻って数日後、緩和ケアの予約がありますので病院に行ったんです。そこで姉貴と待ち合わせですが、何故か来ないんです。電話をすると今家で完全に忘れているんです。本当に呆れるんです。遅刻は当たり前で、遂にすっぽかし。気を取り直して先生との面談ですが、どうもソーシャルワーカーさんの話と違うんです。今後、痛みが出たり動けなくなったりしたら、緩和ケアの病棟に受け入れ出来ると聞いていたんですが、先生の話は、近所のかかりつけ医の訪問診療や状態が悪くなったら民間の施設の利用を進めるんです。こちらから聞かないと言ってくれなかったりと、歯がゆい思いをしたんです。

 

後で、ソーシャルワーカーさんに文句を言ったんですけど、後に理由が分かったんです。数日後、訪問看護師さんがやって来て、今迄の経緯を話したんです。それで訪問看護師さんが言うには、入院は最後でそれまではかかりつけ医に定期的に訪問診療してもらい、歩くのが困難になったらケアサービスの施設に入れるのが、今の流れになっていると。ケアサービスもピンからキリまであるけど、病院より遥かに充実しているとの事なんです。やっと緩和ケアの先生の言う事が分かったんです。それで、訪問看護師さんと契約して週2回来てもらう事にしたんです。

 

それから数日後、緩和ケアの先生と2回目の面談ですが、姉貴がなかなか来ないんです。予約時間を過ぎてやっと来たんですけど、おっかさんはゆっくりしか歩けないから早目に来いって言ったんですけど。どうしようもないんです。ソーシャルワーカーさんに文句言ったからなのか、先生は結構積極的で施設への紹介状や緩和ケア病棟の受け入れなど、いろいろと話が進んだんです。最後にかかりつけ医への紹介状を書いてもらい、これからはかかりつけ医に来てもらいますので、緩和ケアには暫く行くことはなくなったんです。

 

おっかさんの状態ですが、下痢の回数が増えて1日に20回以上なんです。おしっこしていても便が出ちゃうと言うことで、辛そうなんです。歩くのがしんどそうで、食事とトイレ以外は寝ているんです。食事はやらかい物で、そこそこ食べているんですが、食べる行為が相当エネルギーを使うみたいで、食後30分ぐらいには目がうつらうつらして眠そうなんです。直ぐに寝ると消化によくないですので、おじさんが足や手をマッサージしたりしてスキンシップしているんです。認知症予防にもよいみたいですので。

 

つづく